日本語で専門ニュースを読む限りは、いまだ順調に進捗している自動運転への取り組み。コロナ禍の緊急事態宣言などの下で公開実験を実施できなかった日本政府による公道実証実験も大筋成功できた模様だ。 一方で2022年10月には、フ…
【提言・次世代モビリティ】MaaS、自動運転は「幻滅期」からいつ抜け出す? 本格普及の条件とは
「100年に一度」といわれる大変革期にある自動車産業の未来を読み解く新刊『モビリティX シリコンバレーで見えた2030年の自動車産業 DX、SXの誤解と本質』(日経BP)。今回からは筆者の木村将之、森俊彦、下田裕和が、国…
【提言・企業】ソニー&ホンダの電気自動車は惨敗する。なぜ日本メーカーは消費者向け事業が不得意になったのか?
ソニーとホンダの合弁会社「ソニー・ホンダモビリティ(SHM)」が電気自動車の新ブランド『AFEELA』のプロトタイプを発表した。この発表を見て、感じていた懸念が実際に起こってしまったことを確信した。このままの路線で行けば…
【提言・自動運転】中国DJIトップが語る「車の自動運転機能」の実態
「クルマの自動運転技術の研究開発には多大な投資が必要だ。だが、アプリケーションの世代交代やアップグレードのやり方に問題があり、消費者は価値を実感できていない」 中国の民生用ドローン最大手、大疆創新科技(DJI)の羅鎮華総…
【提言】日本車離れ加速か、世界的なEVシフトに乗り遅れ「衰退のリスクも」
「エキサイティングなことを望むなら電気自動車に乗れ、退屈したいならトヨタに乗れ」。昨年11月、高所かれたバナーを掲げ、米非営利団体「パブリック・シチズン」がスポンサーする飛行機が「NASCARカップシリーズ」レース会場の…
【提言・市場】2023年は日本市場のガラパゴス化が進む年
2023年の自動車業界を占うと、一言で表現すれば「ガラパゴス化が進む1年」ということになるだろう。「2022−2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を日産自動車の軽自動車EV(電気自動車)の「サクラ」と三菱自動車の「eK…
【提言】EVは日本でも本当に普及するのか? 2023年の注目ポイント
日本の課題を挙げる前に、本当にこのまま世界中で乗用車のEVシフトが進むのか、なぜ、EVシフトが必要なのかについてのポイントを考えておきましょう。 世界中でEVシフトが急がれているのは、言うまでもなく2015年のCOP21…
【提言・未来】2023年を大予想! クルマは乗馬のような趣味になる!?
電動化と自動運転が進むと、「愛車」という概念が薄くなるかもしれない。ではそのとき、クルマという趣味はどのように姿を変えるのだろうか? 連載「クルマの最旬学」とは……。 メルセデス・ベンツの電気自動車の最上級モデル、EQS…
【提言・超小型EV】パーソナルモビリティは今後どうなるのか? 日本で超小型モボリティが普及するための課題
これまで乗用車というのは日々の買い物から週末のレジャー、そしてお盆や年末年始の帰省までをカバーするものとして捉えられてきた。そのため、どこにプライオリティを置くかで結論は変わるにせよ、ある程度はオールマイティなパッケージ…
【話題・提言】「BEV化が進むほど中国の一人勝ちになる」EVかガソリン車か、2023年に起こる不都合な大問題
世界的に自動車の急速なBEV(バッテリー電気自動車)化が進んでいる。一方で、資源高騰やエネルギー問題により、BEVの課題も見えてきた。自動車業界に詳しいマーケティング/ブランディングコンサルタントの山崎明さんは「潮目が変…