【提言・未来】2023年を大予想! クルマは乗馬のような趣味になる!?

電動化と自動運転が進むと、「愛車」という概念が薄くなるかもしれない。ではそのとき、クルマという趣味はどのように姿を変えるのだろうか? 連載「クルマの最旬学」とは……。

メルセデス・ベンツの電気自動車の最上級モデル、EQS450+の試乗記でお伝えしきれなかったことがある。加速とか乗り心地とは別の部分に、未来のクルマの一端を見たような気がしたのだ。

試乗車はオプションのMBUXハイパースクリーンを備えていて、この装備を簡単に説明すると、助手席の正面にも液晶画面がどんと構えている。では、助手席に座った人は、この液晶画面で何を見るのか。カーナビ画面にして、「目的地まであと5kmか」という使い方もできるけれど、多くの人はそうはしないだろう。

アプリを立ち上げると、テトリスや神経衰弱といったゲームをすることができるし、ブラウザを立ち上げてYouTubeで動画を見たり、Googleで調べ物をすることもできるのだ。

2023年を大予想! クルマは乗馬のような趣味になる!?(GOETHE)

 

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