電気自動車(EV)、自動運転、ライドシェア……いまひたひたと「交通革命」の波が押し寄せて来ています。「交通革命」は未来のクルマ社会に、安全で低コスト、渋滞しにくく、環境にやさしいシステムをもたらしますが、残念ながら、日本…
【企業・電池】三井金、全固体電池材料の量産化が視野に-協業先メーカー絞り込みへ
三井金属が電気自動車(EV)向け全固体リチウムイオン電池主要部材の量産技術確立に向け、パイロットプラントの大型化に乗り出したことが分かった。現在主流の液体リチウムイオン電池より高い性能が期待され関連メーカーによる開発競争…
【話題】<あのころ>半世紀前の電気自動車
1970(昭和45)年2月28日、19年に米デトロイト・エレクトリック社が製造した電気自動車が東京・銀座の百貨店で売り出された。時速24キロ、充電で走れる距離は24キロ。入札による販売で、半月後に開かれた大阪万博にも出展…
【提言】ウーバーはむしろ都市問題を悪化させている——研究者らが指摘
ウーバー(Uber)やリフト(Lyft)のおかげで移動はこれまでになく楽になったが、その利便性が都市に意図していない副作用をもたらしているようだ。交通量の増加である。ウーバーは自社のサービスが公共交通機関と同様に交通量を…
【提言・企業】企業は変われるか(2)新陳代謝 米に見劣り
タイのバンコク郊外で、軽自動車より一回り小さい車が1台、池の中を進む。日本のスタートアップ企業、FOMM(川崎市)が取り組む超小型の電気自動車(EV)の実験風景だ。大雨で水があふれ出すことも多いタイで、非常時にも機動的に…
【自動運転・インプレ】日産・DeNA「無人タクシー」の本当のすごさ
餅は餅屋だな――。そう思わされたのが、2月23日に日産自動車とディー・エヌ・エー(DeNA)が共同で開催した記者会見だ。日産とDeNAは3月5日から18日にかけて、横浜・みなとみらい地区で「Easy Ride」と呼ぶ無人…
【企業】トヨタが次世代EVなど「新しい取り組み」に積極的な理由
世界の自動車業界が、“100年に一度の変革期”といわれるほどの大きな潮目の変化を迎えている。この変革とは、自動車のコンセプト自体が大きく変わることを意味する。有体に言えば、自動車が、家電のカテゴリーに位置付けられるプロダ…
【超小型EV・海外】「超小型電気自動車『D2』、売ってます!」
27日午前、ソウル市城東区の大手スーパー「Eマート聖水店」で開かれた「超小型電気自動車D2 顧客引き渡し記念行事」にて、電気自動車D2をPRするコンパニオンの様子。Eマートでは、ソウル基準で車両定価が2200万ウォン(現…
【市場】普及見込まれる電気自動車、2040年までに5億3000万台に
全世界で、自動車メーカーと各国政府は電気自動車に大きく賭けている。気候変動を抑える計画は、より多くの炭素燃焼を動力とする自動車を道路から排除することに依拠している。予想される変化は巨大だ。ブルームバーグ・ニュー・エナジー…
【話題】ガソリンスタンド窮地の中、出光・シェルはさらに出遅れか
石油元売り業界を管轄する資源エネルギー庁が、好業績に一息つく業界に再びむちを振るい始めた。2月末、エネ庁は「石油産業競争力研究会」と「次世代燃料供給インフラ研究会」の二つの有識者会議を設置した。人口減や電気自動車などの環…