東北大学と名古屋工業大学の共同研究チームは、安価な鉄と酸素を用いて、レアメタルフリーかつ高エネルギーを実現する新しいリチウムイオン電池正極材料の開発に成功。現在実用化されている鉄系材料であるリン酸鉄リチウム(LiFePO…
【話題・電池】リチウムイオン以外の選択肢は台頭するか? 23年の電池業界を占う
電気自動車から再生可能エネルギーの貯蔵まで、バッテリーの重要性がますます高まっている。2023年は米国政府の大型投資に後押しされた、新たな電池技術の登場と生産増が期待される。 年々、動力としてのバッテリーの採用が世界で進…
【話題・電池】MIT発ベンチャーの「溶融塩」、送電網向け蓄電池の主流になるか
再生可能エネルギーの普及に伴って、送電網向け蓄電池への期待が高まっている。現在普及しているリチウムイオン電池とはニーズのミスマッチがあるため、多くの企業が新しいエネルギー貯蔵手段を研究中だ。 私は電池に大きな関心があり、…
【スタディ・電池】EV人気が生み出す大問題 「使用済み電池」をどう処分するのか?
EVすなわち電気自動車を中心とした新しい交通システムの構築には、現時点でさまざまな課題が挙げられている。まずは車両そのものの円滑な生産と供給体制の確立。これは少し前まではほとんど問題にされていなかったが、ロシアとウクライ…
【話題・電池】EVと蓄電池の同時充放電が可能に、パナソニックが家庭用蓄電システムの新製品
パナソニックは2022年12月2日、住宅向け家庭用蓄電システムの新製品「eneplat(エネプラット)」を発表した。電気自動車(EV)のバッテリーに蓄電した電力を家庭へ供給するV2H(Vehicle to Home)と蓄…
【話題・電池】EVに使えなくても…再エネ普及へ中古電池が一役 突破口の技術とは
太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及を促そうと、日本最大の発電会社JERA(ジェラ)とトヨタ自動車がタッグを組んだ。別の用途でお蔵入りになりかけた「新技術」で、突破口を開く。 伊勢湾に面したJERA四日市火力発電…
【スタディ・電池】蓄電池とは? 仕組みやメリット、太陽光発電との連携について解説
「蓄電池」とは、その名が示す通り電気を蓄えられる電池のことです。リモコンやラジオなどの小型電気製品でよく使う一般的な乾電池は、放電が終わったら使えなくなるタイプの電池で「一次電池」と呼ばれます。それに対して蓄電池は、放電…
【話題・電池】「軽EV」大ヒットで「トヨタ」「ホンダ」も追従!? 中国資本も参入で競争激化へ!
廉価な軽や小型車を主体とするダイハツが、EV時代に向け中国の大手電池メーカーと手を組むと発表しました。日産と三菱が日本の道にマッチした軽EVを発売し大ヒットとなるなか、日本メーカー各社による小型EV市販化への動きはどうな…
【話題・電池】中国製電気自動車 BYD ATTO3のバッテリー技術
いよいよ2023年1月から中国の自動車メーカー、BYDのBEV(電気自動車)が日本で発売される。Build Your Dreamの頭文字をとって名付けられたBYDは、1995年に中国・深圳でバッテリーメーカーとして創業。…
【話題・電池】国内初「水酸化リチウム製造工場」完成 電気自動車のバッテリーなどに使用 福島から世界へ
国内初めてとなる製造工場が誕生です。電気自動車のバッテリーなどに使われる水酸化リチウムの製造工場が、福島県楢葉町に完成しました。楢葉町に完成したのは、国内初となる水酸化リチウムの製造工場です。水酸化リチウムは、電気自動車…