石油元売り最大手のJXTGホールディングスが次世代を見据えた体制づくりを急いでいる。原油価格の上昇と原油処理能力の削減による需給適正化で足元の業績は好調だが、「電気自動車(EV)時代」の足音が確実に大きくなっているからだ…
【超小型EV】超小型電気自動車、狭い道もスイスイ 導入に向けて和歌山・湯浅町で実証実験
トヨタ車体(愛知県刈谷市)の超小型電気自動車「コムス」を使い、狭い道路を通って観光施設を巡る実証実験「湯浅コムス散歩」が17日、湯浅町でスタートする。13日には、同町立駅前多目的広場(同町湯浅)で体験試乗などが行われた。…
【提言・未来】クルマがスマホ化する時代 ポルシェ ジャパン社長に聞く
「ポルシェにとっては、過去20年より、この1、2年の変化の方がずっと大きい」ポルシェ ジャパンの七五三木(しめぎ)敏幸社長はそう断言する。自動車業界は、EV(電気自動車)と自動運転という2つのイノベーションによる変化を迎…
【市場・未来】AIベンチャーが狙うクルマの「頭脳」
2030年には新車販売の半分が「レベル4」以上の自動運転車になる──。 こんな予測を示したのは、米コンサルティング会社のPwC Strategy&だ。米国、欧州、中国といった世界の主要市場で、自動運転車が年間40…
【市場】EV化で激変する石油消費――高まる中東依存と地政学リスク
世界のエネルギー市場で最も重要な地位を占めているのは石油である。2000年代(00~07年)の世界の石油需要は、「爆飲」と呼ばれた中国の旺盛な需要などにより年平均日量1・3百万バレル(Mb/d)ずつ増加しており、「ピーク…
【話題】車載用ソーラーパネルだけでEVを走らせるには?
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年1月31日、自動車への太陽光発電システムの搭載を検討する「太陽光発電システム搭載自動車検討委員会」の中間報告書を公表した。同委員会の委員長は豊田工業大学 スマート…
【話題・電池】中国が猛スピードで狙うEV覇権-陰で支える最強の無名電池メーカー
自動車業界の次世代を担う世界的企業が、茶畑の広がる中国南東部の小さな都市で生まれている。電気自動車(EV)向け電池を生産するこのほぼ無名の企業は、13億ドル(約1400億円)を投じて工場を新設する計画だ。完成すれば米テス…
【未来】東京から始まるモビリティ革命、世界を先導する
「2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、日本の先進性を世界にアピールする大きなチャンスになる」――。日本自動車工業会(JAMA)会長の西川広人氏は、自動車業界の首脳陣を前に語気を強めた。2018年1月に都内で開…
【提言・海外】「電気自動車がクリーンでエコな乗り物とは限らない」というサイクリストの主張
オランダは環境問題と再生可能エネルギーの普及に積極的に取り組んでいる国で、2025年以降は電気自動車以外の販売を禁じようとする動きがあるなど、電気自動車の導入を推進しています。しかしオランダ在住のサイクリストであるDav…
【話題】モンスターEV「アスパーク OWL(アウル)」が世界初の市販車0-100km/hで2秒切りを達成
技術系人材派遣のアスパークが開発する電気自動車(EV)「OWL(アウル)」は、2017年のIAA(フランクフルトモーターショー)で世界から大きな注目を集めました。静止状態から時速100キロメートルまで加速するタイムを競う…