【話題・電池】中国が猛スピードで狙うEV覇権-陰で支える最強の無名電池メーカー

自動車業界の次世代を担う世界的企業が、茶畑の広がる中国南東部の小さな都市で生まれている。電気自動車(EV)向け電池を生産するこのほぼ無名の企業は、13億ドル(約1400億円)を投じて工場を新設する計画だ。完成すれば米テスラを上回る生産能力を持つことになる。福建省寧徳に本社を置く寧徳時代新能源科技(CATL)というこの企業は、世界最大のEV市場である中国で既に大手EVメーカーに最も多くの電池を供給している。ゴールドマン・サックス・グループなどが引き受け業務を担当する新規株式公開(IPO)で調達する資金は、欧米での事業拡大に充てる考えだ。

中国が猛スピードで狙うEV覇権-陰で支える最強の無名電池メーカー(ブルームバーグ)

 

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