【市場】EV化で激変する石油消費――高まる中東依存と地政学リスク

世界のエネルギー市場で最も重要な地位を占めているのは石油である。2000年代(00~07年)の世界の石油需要は、「爆飲」と呼ばれた中国の旺盛な需要などにより年平均日量1・3百万バレル(Mb/d)ずつ増加しており、「ピークオイル論」(石油供給ピーク論)が大きく取り上げられていた。需給ひっ迫に加え、金融市場での過剰流動性なども相まって原油価格が高騰し、供給ピークへの懸念がいっそう強調される形となった。

EV化で激変する石油消費――高まる中東依存と地政学リスク(WEDGE Infinity)

 

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