【市場】石油元売り最大手JXTGを悩ます電気自動車の波

石油元売り最大手のJXTGホールディングスが次世代を見据えた体制づくりを急いでいる。原油価格の上昇と原油処理能力の削減による需給適正化で足元の業績は好調だが、「電気自動車(EV)時代」の足音が確実に大きくなっているからだ。EV対応に伴う製販体制の見直しと収益源の多様化が課題になる。「この1年の変化は大きい。危機感はかなり増した」。HDの中核会社であるJXTGエネルギーの杉森務社長は2017年末に現状認識をこう示した。石油元売り各社は人口減少とEVの普及でガソリン需要が中長期的に減少することは織り込み済み。とはいえ、17年にEV時代が一気に近づいてきたのは想定外だっただろう。

石油元売り最大手JXTGを悩ます電気自動車の波(ニュースイッチ)

EV普及、給油所ジレンマ 新収益にカベ多く(日本経済新聞)

 

 

 

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