電池

【施策・電池】栃木県、リチウムイオン二次電池再利用を産学官で研究

栃木県は電気自動車(EV)などに搭載されるリチウムイオン二次電池の再利用に関する産学官研究を2012年度に始める。EVやハイブリッド車(HV)の普及に伴い、廃車などに伴って廃棄される同電池の新たな用途を研究する。事業化の…

【企業・電池】リチウムイオン電池の量産化がネックか、EV・PHV「伸び悩み」のなぜ

“意気込み”とは裏腹に売れ行きが伸び悩んでいる背景には何があるのか。 「売る気満々なのになぜ……」。首都圏に拠点を置くトヨタ系の大手ディーラー幹部は首をかしげる。同ディーラーはEV「リーフ」を販売している日産自動車の本拠…

【電池】東芝、港区のEVバスでSCiB電池寿命など本格的実証行程

東芝は、環境省が今年1月に公募した「平成24年度地球温暖化対策技術開発・実証研究事業」において、東京都港区におけるEVバス運行および電池再利用に関する実証研究に関する委託先として選定された。同実証研究の期間は2012年度…

【新技術・電池】明電舎と住友電工、EV向け小型蓄電部品を共同開発

明電舎は住友電気工業と組み、自動車向けの蓄電部品事業に参入する。住友電工が持つ導電性に優れた軽量の金属素材を使用し、体積が一般的な蓄電部品の3分の1の製品を共同で開発した。2015年度に製品化。電気自動車(EV)など環境…

【新技術・電池】GSユアサなど4社、Li電池の2次利用実証実験

GSユアサ、三菱商事、三菱自動車、リチウムエナジージャパン(LEJ社)の4社は、三菱自動車の電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」に搭載して使用したリチウムイオン電池を2次利用する事業について、日本初の実証試…

【新技術・電池】ITM、耐熱300度の二次電池向け絶縁材

イソライト工業100%子会社のITMは、300度Cの耐熱性を持つリチウムイオン二次電池用絶縁材(セパレーター)を開発した。同製品はセラミックファイバーを紙状に加工した耐熱層の上に、樹脂製の微多孔層を重ねた構造。同社は絶縁…

【新技術・電池】日立、高効率な燃料電池を実現する高分子電解質膜を開発

日立は、直接メタノール形燃料電池向けに、水素イオンの伝導性を低下させることなく、メタノールの透過性を約1/2(同社比)に低減した高分子電解質膜を開発した。開発した高分子電解質膜をDMFCに適用することで、発電効率を約5%…

【新技術・電池】ローム、EV向けなどのフルSiCパワーモジュールを量産化

ロームは、内蔵するパワー半導体素子を全てSiC(炭化ケイ素)で構成したフルSiCパワーモジュールの量産を開始すると発表した。太陽電池、電気自動車、鉄道などパワーエレクトロニクスの分野で、Siデバイスよりも電力変換時の損失…

【新技術・電池】ルネサス、EV向けバッテリーマネジメントにターンキーソリューション

「マイコンはルネサスの強みです」。こう語るのは、ルネサス エレクトロニクス自動車システム統括部自動車共通システム技術部の山田慎吾氏である。同社は高い市場シェアを持つ車載用マイコンを武器に、現在開発中のバッテリー監視ICを…

【新技術・電池】筑波大、最速1秒で放電できる正極材を開発

筑波大学の守友浩教授は、最速1秒で放電できるリチウムイオン電池の正極材料を開発した。一度にたくさんの電子を流せる「プルシアンブルー類似体」を電極に応用した。原料が安価で劣化しにくいため、低価格なリチウムイオン電池の実現が…