日産自動車と米マイクロソフト(MS)は12日、次世代の販売店マネジメントシステムで提携すると発表した。顧客データをMSのデータセンターで管理することで、顧客が日産自のどの店舗に来店しても最適なサービスが行えるようにする。MSのリソースを活用するため、販売店のシステム運用コストは「現行に比べて15─20%削減できる」(執行役員グローバル情報システム本部長、行徳セルソ氏)。既存の販売店マネジメントシステムは、日産自がほぼ自社開発で構築してきた。MSと提携することでシステムの汎用性が高まり、グローバルにも展開しやすくなる。日産自はMSと開発するシステムを2013年から国内の全販売店に導入する計画。
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