ヤマト運輸に、三菱自動車の軽商用電気自動車(EV)「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」の1号車が納車された。合計100台の発注・導入を予定する。2011年度中に30台を東京・羽田、東京・銀座と京都市に配備し、集配業務に使う。試作車2台で実施した集配実証走行試験の結果を踏まえ、試作車と同じ型のミニキャブ・ミーブの本格活用を決めた。100台のミニキャブ・ミーブは、ヤマト運輸が推進するCO2排出量削減戦略の一環。車両台数の抑制、低公害の集配車両、環境に配慮した運転推進と走行距離短縮の3種で、CO2削減戦略を展開している。2010年10月から東京・羽田、仙台市、京都市で実証走行し、宅配に使えることを確認した。2011年度に30台、2012年度以降に70台を現場に配備する。
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