日産自動車は、中国の合弁会社、東風汽車とともに中国・広州市政府と結んだ電気自動車(EV)普及のパートナーシップ契約に基づき、EV「リーフ」15台を同市に納車した。リーフを使用して同市と共同でパイロットプログラム(試行事業)を実施し、EVの使用方法や充電インフラに関するデータを集め、中国市場に合った車両開発に役立てる。東風汽車の乗用車事業部、東風日産乗用車が日産側の窓口となり、広州市内で展開されるパイロットプログラムを支援し、市政府とともに中国市場での本格的なEV普及を目指す。具体的には、リーフの走行実験を通して中国でのEVの使われ方や、最適な充電インフラなどの基礎データを収集。利用者がEVを使用する際の状況を研究し、中国の顧客ニーズを探る。
【企業】日産自、中国・広州市政府とEV試行事業を実施
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