トヨタ自動車は、ドイツBMWグループと次世代環境車・環境技術で中長期的な協力関係を構築することで合意し、覚書を交わした。電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)などに使う次世代型のリチウムイオン電池を共同研究する。併せて、トヨタはBMWからディーゼルエンジンを調達し、環境性能に優れるディーゼルエンジン搭載車のラインアップを拡充する。リチウムイオン電池は、EV・HVなど今後普及が予想される環境対応車の中心的な役割を持つことから、両社で研究を始め、よりスピーディーに高いレベルで開発を進める。それ以外の環境技術に関するテーマでも協業を検討する。BMWのノベルト・ライトホーファー会長はトヨタを「環境対応技術について最も持続的で最も経験がある量販メーカー」と評した。
【企業】トヨタ、独BMWグループと中長期的な協力関係
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