【市場・自動運転】自動運転タクシー普及で、自家用車の利用率「10年後に30%割れ」

次世代モビリティに関する研究を行っている「McKinsey Center for Future Mobility(MCFM)」によると、自動運転タクシーの普及に伴い、世界の交通機関に占める個人所有の自動車の割合はますます低くなるという。米ニュースメディアのAxiosが報じた。

MCFMの調査によると、世界の交通機関のうち自家用車が占める割合は、2021年が45%で、その後、2024年に41%、2029年に35%、2034年に29%と、徐々に減少傾向となっている。なお、この調査は13カ国、2万5,000人以上を対象に行われたという。

自動運転タクシーの利用率は現在はゼロに近いが、2035年には8%まで増加すると試算されている。また、スクーターや自転車などのマイクロモビリティについては、2022年の16%から2035年には19%と微増するようだ。

自動運転タクシー普及で、自家用車の利用率「10年後に30%割れ」(自動運転ラボ)

自動運転タクシー普及で、自家用車の利用率「10年後に30%割れ」

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