ヒューストン市中心部から北西へ約10km、フリーウェイ69号線と市街周回路8号線のジャンクション。軽工業地帯と住宅が混ざり合うこのエリアに、「DMC(デロリアン・モーター・カンパニー)」という企業がある。社屋は倉庫のよう…
【提言・海外】中国で広がる最高速50キロの格安低速EV
(1)多種多様、(2)低価格、(3)強気で楽観的――。中国の山東省で勃興しつつある低速電気自動車(低速EV)産業の特徴を3つの言葉で表現しろと言われればこうなる。同省の省都・済南市で、低速EVの展示と即売に特化したイベン…
【提言】早稲田大など「天然ガス自動車の普及戦略研究会」を発足
早稲田大学マーケティング・コミュニケーション研究所は、東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガスなど、ガス事業者5社とともに、「天然ガス自動車の普及戦略研究会」を発足した。第1回の研究会は9月5日(水)に行い、第2回以降の研…
【提言】立ち乗り型ロボット産業を日本の得意分野とするため、「超小型モビリティ」構想に期待
お盆真っ只中の、茨城県つくば市。「セグウェイツアー」が珍しく、2日間連続で行われた。つくばエキスプレスが始発終着する、つくば駅から徒歩2分。商業施設に囲われたなかにある、「つくばサイエンスインフォメーションセンター」前の…
【提言】電気自動車にすると、2.7兆円分の石油を節約できる
SIM-Driveの電気自動車(EV)「SIM-LEI」の性能を、ガソリン車の燃費に換算すると70km/Lにも相当する。1Lのガソリンを給油した従来のガソリン車よりも、同じ1Lを石油火力発電所で燃やして発電し、EVに充電…
【提言】EVへの期待はあるが、「現実」はもう少し時間がかかりそう
果たしてEV(電気自動車)ベンチャーは生き残れるのか。苦境をうかがわせるニュースが続いている。 8月14日、EVスポーツカー「カルマ」を販売する米フィスカーオートモーティブが、CEO(最高経営責任者)の交代を発表した。米…
【新技術・提言】課題は、発展するLi二次電池システムの性能をフルに活用すること
電気自動車の性能や信頼性を左右する要因の1つが、「電池」と「電池管理システム」だ。今回のシボレー・ボルトの解剖では、電池自体よりも、電池管理システムに焦点を当て、安全で信頼性の高い電気自動車を実現するためにどのような取り…
【提言】EV普及に向けた本格的なテストはこれから
日産によると2011年8月22日時点で、LEAFは全世界で1万2087台が出荷されたという。そのうち5287台、つまり全出荷の44%が「ガソリン社会大国」の米国市場向けである。この事実は、2015年までに米国で100万台…
【提言】リーフにはLiバッテリーだけでなくEVに関する膨大な知見が積みあがっている
日産は、1997年に世界で初めてリチウムイオンバッテリーを使った電気自動車を発売。2005年の東京モーターショーでは、リーフに採用されているラミネート型リチウムイオンバッテリーを搭載したコンセプトカー「PIVO」を発表し…
【提言】アメリカに振り回されっぱなしのEV この流れはいつになったら変わるのか
「やはり、もたなかったか…」。EV(電気自動車)など次世代車ビジネス関係者の多くが、そう漏らした。2012年8月8日、経営不振に陥っていた米リチウムイオン二次電池ベンチャーの「A123システムズ」は、中国自動車部品大手「…