【震災復興・インフラ】防災から給電まで! EVと連携するインフラ

電気自動車(EV)は、車体に搭載されているバッテリーに一般家庭1~2日分の電力使用量に相当する電力を蓄えることができる。従来の自動車にはなかったの特徴の一つだ。このバッテリーを生かして、EVと建物などを連携させる新しいインフラ整備が始まった。ケーブルを使わずに充電できるワイヤレス給電の技術も開発されつつある。建設業にとっても新しいビジネスチャンスになりそうだ。東日本大震災による電力不足をきっかけに、住宅分野では、電気自動車(EV)のバッテリーを建物の電源系統と連携させて、非常用電源やピーク電力削減の蓄電装置として活用する「スマートハウス」の発売が相次いでいる。こうしたEVと建物との連携は、オフィスビルでも進んできた。

防災から観光、給電まで! EVと連携するインフラ(復興ニッポン)