高山市は6日、電気自動車(EV)用の電気スタンド(急速充電器)1基を庁舎横に設け、市民らへの無料開放を始めた。自治体による急速充電器の一般開放は県内で初めて。環境に配慮したまちづくりをPRするため導入。特殊なコンセントを車に接続して使用する。利用できる時間は午前8時半~午後9時で、平日は市役所1階インフォメーションや市地域政策課へ、夜や土日・祝日は宿直室へ申し込みをして利用する、事業費は466万2000円。市地域政策課は「市のPRにもつながると思う。EVが普及するまで当分の間は無料としたい」と話している。3月下旬には高山市荘川町の「ひだ荘川温泉桜香の湯」にも急速充電器1基を設置する予定。
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