フォードモーターは13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、『Eバイクコンセプト』を初公開した。Eバイクコンセプトは、電動アシスト自転車のコンセプトモデル。前輪に出力350Wのホイールハブモーターを内蔵しており、発進時や登坂時などに、速度が25km/hまでの範囲でペダルのパワーをアシストする。二次電池は、蓄電容量340Whのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で最大85kmを走行できる。そのフォルムは、同社のデザイン言語を自転車に反映させたスタイル。アルミやカーボンファイバーを使ったフレームは、わずか2.5kgと軽量だ。このEバイク、あくまでコンセプトモデルで、市販の予定はないとのこと。フォードモーターは「未来のモビリティに、この考え方を継承していく」と説明している。
【新技術】フォード、市販予定ないEバイクコンセプトモデルは考え方の提案
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