BMWグループとSGLの合弁会社SGLオートモーティブ・カーボン・ファイバーは、モーゼスレイクに超軽量の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を製造する工場を開設したと発表した。新工場の投資額は約1億ドル。BMWの電気自動車「iシリーズ」に採用するCFRPを生産する。新工場は年産1500tの生産能力を持つラインを2つ設ける。工場で今後生産するCFRPは、まず電気自動車BMW『i3』に採用される予定で、電気自動車の軽量化に貢献する。CFRPは価格は高価だが、軽くて耐久性が高い特長がある。
【新技術・海外】BMWとSGL、カーボンファイバー合弁工場 EV軽量化を視野
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