【施策・海外】北京市、電動バスの車窓から古都の景観

北京市長安街初の電動バス路線「90路」が正式に開通した。北京市は年内に電動バスをさらに50台増やす計画だ。「90路」は北土城駅を出発し、北中軸路、鼓楼大街、什刹海、北海などを経由、復興門を過ぎて長安街に入り、西単、国家大劇院、天安門、王府井、南新倉文化休閑区などを経由する。古都の趣や時代の特徴を最も備えたエリアをつなぐ路線で、車内から美しい景観を満喫できる。 北京市の第12次五カ年計画は電動自動車を戦略的産業として位置づけており、今後5年内に新エネルギー車の開発プラットフォームを築く方針だ。特に3大主要システムである制御システム、車載エネルギーシステム、駆動システム、および重要部品の開発と産業化を推進。電動自動車とハイブリッド車の開発を加速し、電気自動車のモデル使用を強化する。このため電動自動車の購入および使用への補助金交付、政府調達の拡大のほか、電気自動車の普及・使用への融資・保証を金融機関に促す。2015年までに乗用車を中心に電動自動車の数を10万台にまで増やすことを目標にしている。

電動バスが北京市長安街を走る(朝日com)

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