【新技術・海外】VW、ツインドライブでEV実証実験

独フォルクスワーゲンは6月28日(現地時間)、同社が進めている「エレクトリックモビリティの実証実験」の中間報告を行い、これに使用されているプラグインハイブリッド車「ゴルフヴァリアント ツインドライブ」の概要を発表した。この実験は、再生可能エネルギーを電気自動車(EV)に活用するためのもの。独では2020年までに再生可能エネルギーの比率を30%に高め、EVの保有台数を100万台とする計画がある。このため、再生可能エネルギーの供給の不安定性を克服すべく、需要のコントロールなどの研究が行われている。この実験に同社は20台のゴルフヴァリアント ツインドライブを投入した。同車は85kW/115PSの1.4リッター直噴ターボ(TSI)エンジン、65kW/88PS/600Nmのモーターを搭載し、エンジンとモーターの間にはクラッチを設けている。このクラッチにより、モーターのみと、エンジンを併用した走行が可能となっている。航続距離はモーターのみで57km、エンジンとの併用で900km。最高速度はモーターのみで120km/h、エンジン併用で170km/h。

独フォルクスワーゲン、EV実証実験に「ゴルフ ヴァリアント ツインドライブ」(カーウオッチ)

プレスリリース

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