IHIがケーブルを使わずに電気自動車(EV)に充電できる新システムの開発に着手したことが15日、分かった。米ベンチャーから、ケーブルをつながなくても電気をやりとりできる技術ライセンスを取得、実証実験に着手した。大手自動車メーカーとの交渉がまとまれば、実車への搭載実験にも着手する計画だ。IHIが取得した技術ライセンスは「非接触給電」と呼ばれる技術。米ワイトリシティ社(マサチューセッツ州)が保有しており、磁力を使うことで、最大20センチ離れていてもケーブルをつながなくても電気をやりとりできるという。
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