ステアリングシステム開発などで高い実績を誇るトヨタグループの株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市/取締役社長:佐藤和弘)の論文が、IEEEカンファレンスで最高位となる「Best Paper Award(論文賞)」を受賞した。
電動パワーステアリングを介して自動運転システムと運転者の意思をつなげるシステム「Pairdriver(ペアドライバー)」に関する論文で、人とシステムとの直感的なコミュニケーションを実現する技術だ。
自動運転化された自家用車は、人間による手動運転とコンピュータによる自動運転が混在し、人間とシステム間で操作権限を移行するオーバーライドが発生するが、Pairdriverはこのオーバーライドをナチュラルに実施するコア技術となり得る。
自動運転、AIと「人間の意思」をつなげるハンドル!トヨタG企業に論文賞(自動運転ラボ)