【話題・自動運転】自動運転の実用化の鍵、安全の妥当性確認は統合シミュレーション環境が肝

自動運転システムでは、センサーや組み込み制御ソフトウエアを駆使して、自車位置の推定、物体の知覚、動作の計画・実行をする。この複雑なシステムを実用化するためには、十分に安全なことを実証する必要がある。しかし、実際の路上試験で実証するのはとてつもなく大変だ。数十億マイルの路上試験が必要になるという指摘もある。

そこで期待されているのが、自動運転車両用の仮想試験環境だ。車両自体の挙動から道路の状態、他の車両や歩行者、天候に至るまで、様々な状況に基づいた運転シナリオを仮想的に実行する。これが実現できるようになれば、路上試験よりはるかに少ない時間と費用で、自動運転車両の安全の妥当性確認を行えるようになる。

自動運転の実用化の鍵、安全の妥当性確認は統合シミュレーション環境が肝(日経クロステック/P:dSPACE)

 

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