【話題・自動運転】雪道でも自動運転 見据える完全無人化 導入の契機は「ペッパー」

信号が青に変わると、白い車体はゆっくりと走り出し、雪の残る交差点を左折。直線を進んだ。

北海道上士幌町が月曜、木曜、土曜に定時運行する自動運転バス。フランス製で定員11人の「アルマ」は、車体に備わったレーザー光センサーやGPS装置などを使い、町の市街地中心部をめぐるルート、周辺の二つの団地をめぐるそれぞれ1周約3.5キロ、約4キロの2ルートを、時速20キロ未満でそれぞれ30分、35分ほどで回る。

車内に運転席はなく、アクセルやハンドルの操作などは基本的にシステムが担う。ただオペレーターと呼ばれる補助員が同乗し、家庭用ゲーム機で使うようなコントローラーを手に、危険時の回避操作などを担当する。自動運転の「レベル2」と呼ばれる段階だ。

雪道でも自動運転 見据える完全無人化 導入の契機は「ペッパー」(朝日新聞デジタル)

 

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