県内の山間地域で高齢・過疎化が進むなか、新たな公共交通のあり方を検討しようと、甲斐市で13日から自動運転カートの実証実験が始まりました。
甲斐市は、高齢化や過疎化がさらに進むことを想定した新たな公共交通計画の策定に取り組んでいて、山間地域での整備は大きな課題です。
山間地域に近く、住民のおよそ半数が65歳以上の住宅地、敷島台では13日から、4人乗りの自動運転カートの公道での実証実験が始まりました。
市の担当者が、今回実験に使うカートはドライバーの同乗が必要な車両で時速12キロで走ることなどを説明したあと、住民向けの試乗会が行われました。
参加者は、カートに乗り込むと、交差点で自動で停止する動きや安全性、それに乗り心地を確認していました。
4人乗りの自動運転カート 公道での実証実験始まる 甲斐(NHK 山梨県のニュース)