【自動運転・海外】建設費5兆円!自動運転専用の「スイス地下トンネル」計画、総延長は500キロ

世界の自動車保有台数をご存じだろうか?2020年末時点で乗用車11.1 億台、バスやトラック4.2億台、計15.3億台に及ぶという。途上国を中心に右肩上がりを続けており、この10年間でその数は約1.5倍に達している。

この自動車の増加に悲鳴を上げているのが「道路」だ。人口密度の高い国・エリアではキャパシティを超える自動車が溢れ、慢性的な渋滞を引き起こしている。自動運転をはじめとした先進技術によってモビリティの変革が推し進められているが、道路のあり方や高規格なども検討していかなければならない時代が到来しているようだ。

こうした道路の変革において、徐々に注目が高まっているのが「地下トンネル」だ。開発余力のない限られた地上を補う一手として、その有効活用策が模索されているのだ。

スイスでは、総延長500キロに及ぶ地下トンネルを設置し、物流専用道として自動運転カートを走行させるプロジェクト「CST(Cargo Sous Terrain)」が進められているようだ。

CSTプロジェクトをはじめ、「地下」をめぐる世界の動向に迫ってみよう。

建設費5兆円!自動運転専用の「スイス地下トンネル」計画、総延長は500キロ(自動運転ラボ)

建設費5兆円!自動運転専用の「スイス地下トンネル」計画、総延長は500キロ

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