【自動運転・地方自治】自動運転高度化図る 静岡県、10月から公道走行実施へ

静岡県は2023年度に計画している自動運転の実証実験について、10月に松崎町、11月に沼津市、12月に掛川市でそれぞれ公道走行を実施する方針を固めた。特定の条件下での無人走行を視野に入れた「レベル4」の実験は見送るものの、自動運転の実用化に向けて技術の高度化を図る。

自動運転は技術レベルによって5段階に分かれ、レベル4は完全自動運転の一歩手前となる。改正道交法の施行に伴って4月から解禁されたが、23年度の実験は22年度と同様に乗務員が運転席に座り、状況に応じて手動運転に切り替える「レベル2」を継続する。

国土交通省との協議などを踏まえ、「レベル4の実験は一般車両が混在する空間での手続きや要件が定まっていないため、実現には時間を要することが見込まれる」(県建設政策課未来まちづくり室)と判断した。

自動運転高度化図る 静岡県、10月から公道走行実施へ(静岡新聞)

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