【話題・自動運転】遠隔操作で自動掘削「AI-ロードヘッダ」実証試験公開

岐阜県高山市丹生川町の坊方トンネルの工事現場で21日、大型掘削機の遠隔操作と自動運転の機能を持つ「AI-ロードヘッダ」の実証試験が行われ、その様子が公開された。

坊方トンネルは延長1422メートルで、同市の清見町夏厩から丹生川町坊方に至る中部縦貫自動車道高山清見道路の一部。

AI-ロードヘッダは、三井三池製作所とトンネル施工者の安藤ハザマが共同で開発を進める情報通信技術(ICT)を駆使した最新のトンネル掘削機。移動や掘削などの動作を遠隔操作室で行う「遠隔操作機能」と、周囲を各機器で計測することで周辺認識を行い、無人で掘削を行う「自動運転機能」を装備している。

現在は、実用化に向けてデータ収集を行っている段階。実用化すれば、危険なエリアでの有人作業を減らすことができ、建設業界で問題となっている熟練技能者減少への対策にもなる。

遠隔操作で自動掘削「AI-ロードヘッダ」実証試験公開 岐阜・高山市の坊方トンネル(岐阜新聞Web)

 

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