【提言・自動運転】半導体視点で見る、レベル5自動運転の難しさ

ベルギーのルーベンに本拠地を置く「アイメック(imec)」は、半導体の研究開発コミュニティでは最も知名度が高い研究機関だ。約3,500名の研究員を抱える世界最大の最先端半導体研究組織であり、世界中の主要な半導体メーカーや半導体製造装置メーカー、半導体材料メーカーと共同研究や委託研究などで協力関係にある。

imecは毎年、日本を含めた世界各地で技術イベント「ITF(imec Technology Forum)」を開催してきた。数あるITFの中で最も大規模なイベントが、本拠地であるベルギーで開催される「ITF World」だ(前年までの名称は「Future Summit」)。今年(2023年)は5月16日~17日に、ベルギーのアントワープで開催された。なお前年のイベント「Future Summit 2022」も、ほぼ同じ日程で開催されている。

筆者は幸いにして、今年の「ITF World 2023」にimecから招待された。「Future Summit」を通じて初めての参加であり、そもそもベルギー訪問自体が初めてとなる。そこでアントワープをご訪問済みの方には申し訳ないが、現地の基本的な情報も含めてレポートをお届けする。

半導体視点で見る、レベル5自動運転の難しさ(PC Watch)

 

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