【話題・企業・次世代モビリティ】自動運転対応EV生産加速へ ティアフォー、「ファンファーレ」提供開始

株式会社ティアフォーは6月21日、自動運転機能に対応したEVの生産を加速させる新たなソリューション「ファンファーレ」の提供を開始した。

「ファンファーレ」では、利用者が自社ブランドを通じてレベル4水準の自動運転EVを製品化・販売・利用できるよう支援する。具体的には、ティアフォーが開発したEVをホワイトレーベル製品として提供し、利用者が自ら自動運転機能を定義することで、利用者のブランドで自動運転EVを生産できるようにするという。

さらに、ティアフォーは、「ファンファーレ」において、メンテナンスやリース、保険といったアフターサービスもオプションとして準備しているという。まずは小型バスの提供から開始し、2024年までに9車種の商用車モデルを順次出荷する予定だ。2025年には300台の生産を目指す。将来的には、さらに車種を充実させつつ、サードパーティ企業が同様の仕様でEVを量産できる環境を構築していくとのことだ。

自動運転対応EV生産加速へ ティアフォー、「ファンファーレ」提供開始(リガーレ)

自動運転対応EV生産加速へ ティアフォー、「ファンファーレ」提供開始