【話題・自動運転】ワーゲンバスが自動運転バスに変身!? VWが展開する公共交通サービス「MOIA(モイア)」とは?

過疎地の公共交通をどうするかが問題になっています。欧州や米国では、過疎でなく大都市でも、公共交通網がとぼしいところがあります。その対策のひとつが、eモビリティといいます。

eモビリティとは、デジタル技術や、電気で走る乗り物を使っての交通手段。フォルクスワーゲン本社は、2023年3月に、MOIA(モイア)なる同社のサービスを体験させてくれました。

MOIAは、2016年にフォルクスワーゲンが立ち上げたMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)とTaaS(トランスポート・アズ・ア・サービス)のための会社。「当面の目標は、欧米の諸都市で、自動運転の車両によるライドシェアサービスを展開すること」(MOIAを担当するVW商用車部門のクリスチャン・ゼンガー取締役)といいます。

現在は、その前段階として、ハンブルクとハノーファー、2つの市と契約して、オンデマンド型のライドシェアを試験的に運行させています。このサービスに使われているのは、フォルクスワーゲンの商用車部門がわずか10カ月でスピード開発したという「MOIAプラス6」。数字の意味は、ドライバー以外6名乗車が可能だから。

フォルクスワーゲンがドイツの都市、ハンブルクとハノーファーで新しい公共交通サービス「MOIA(モイア)」を試験中だ。モータージャーナリストの小川フミオがさっそく体験。リポートをお届けする。

ワーゲンバスが自動運転バスに変身!? VWが展開する公共交通サービス「MOIA(モイア)」とは?(くるくら)

 

Tagged on: ,