【次世代モビリティ・地方自治】産官学民連携やモビリティ分野で積極的に…会津若松市、仙台市

日本で早くからスマートシティを進めてきた自治体はどこか。こんなテーマで検索をしていくと、意外な都市がリストアップされてきて驚いたりする。福島県の会津若松市も、そのひとつとして映るのではないだろうか。

前回、同じ福島県の浪江町および南相馬市を紹介したときにも触れたが、福島県は南北方向に伸びる奥羽山脈および阿武隈山地によって、太平洋側から順に「浜通り」「中通り」「会津」と3つの地域に分けて呼ばれることが多い。

会津若松市は会津の中心都市であり、鶴ヶ城をはじめとした観光地としても有名だ。しかし多くの地方都市同様、人口減少と少子高齢化が悩みになっていた。そこで同市では、人口減少と少子高齢化の流れに歯止めをかけると同時に、「住み続けることのできるまち」を創っていくことを目指し、ICT関連産業の集積と生活の利便性向上を図る、スマートシティの取り組みを推進することになった。

産官学民連携やモビリティ分野で積極的に…会津若松市、仙台市【MaaSがもたらす都市変革】(レスポンス)