東南アジア最大の自動車産業の拠点、タイで始まるモーターショーで、トヨタ自動車がピックアップトラックのEV＝電気自動車の試作車を展示したほか、中国メーカーも相次いでEVを出展し、今後、販売競争が一段と激しくなると予想されています。
タイの首都、バンコク近郊で22日から始まるモーターショーには、日本や中国、ヨーロッパなどの40以上のブランドが出展し、21日は報道陣に展示が公開されました。
タイで販売シェアトップのトヨタ自動車は、現地で人気が高いピックアップトラックのEVの試作車を展示しました。
今後タイで販売を始める計画で、タイ国内の工場で生産する方向で検討しています。
タイは政府が関連産業を誘致しようとEVの普及を進め、去年1年間に国内で販売されたEVの乗用車はおよそ9600台と前の年の5倍近くに増えています。
タイでモーターショー トヨタがEV試作車 中国メーカーもEV出展（NHKニュース）