2020年の電気自動車(「EV」)販売台数は全世界で18%減少し170万台となる見込みだ。新型コロナウイルスの感染拡大により10年間続いた成長に歯止めがかかると予想される。ただし、2020年の内燃機関自動車販売台数は23%減と縮小ペースが拡大するものの、電気自動車への長期的な動きは向こう数年間で加速する見込みだ。

国の自動走行ビジネス検討会がこのほど公表した「『自動走行の実現に向けた取組報告と方針』報告書概要Version4.0」に関し、自動運転サービスの実現・普及時期については既に自動運転ラボで取り上げた。この記事では報告書における「協調領域等の取組」にフォーカスし、解説していく。自動運転の実現に向けて企業単独での開発や実施が厳しい10分野が「協調領域」と分類されており、今後の取り組みなどについて多めに説明されている分野をピックアップしていこう。

【資料解説】自動運転、「協調領域」の取組状況や今後の方針(自動運転ラボ)

 

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