【新技術・自動運転】機械式の駐車設備、自動運転で入庫OK 新明和工業 群馬大と実証試験

新明和工業は1日、機械式駐車設備に自動運転車を入庫する実証試験に群馬大学と共同で成功したと発表した。機械式駐車場内に設けたセンサーが車を誘導する。自動運転車に対応した機械式駐車設備は初めてという。約90%と高い確率で正確な位置に駐車できる。特定の環境で人が運転に介在しない「レベル4」の自動運転車に対応し、車側にも通信装置が必要だ。車高や幅などから収容できると判断すれば、タイヤや車体の位置を検知しながら導く。駐車場のドアが開いてから約10~15秒で作業は完了する。駐車ゾーンにはタイヤが通る溝があり、ここに正確に誘導するのが難しかった。今回成功したのは前向きの入庫のみで、出庫やバック駐車には対応していない。2020年3月をめどに出庫とバック駐車の試験も成功させる計画だ。

機械式の駐車設備、自動運転で入庫OK 新明和工業 群馬大と実証試験(日本経済新聞)

 

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