【施策・自動運転】自動運転で意見交換会 永平寺で国交省、経産省

国の事業で自動車の自動運転の実証実験が行われる永平寺町の住民を対象にした意見交換会が二十五日、町役場で開かれた。町内では旧京福電鉄永平寺線の跡地を活用した町道六キロで昨年四月から、経済産業省と国土交通省がカートを使って自動運転の実証実験をしている。意見交換会も両省が主催。町民や各種団体などから計二十三人が参加した。討論ではなくリラックスした雰囲気で言葉を交わす「ワールドカフェ」という手法で実施。四~五人のグループに分かれて「今の暮らしを続けるための移動手段に必要なもの」「自動運転が町に何をもたらすか」「実用化に向け何から始め、変える必要があるか」の三つの視点で話し合った。参加者からは「障害者のために必要」「交通事故がなくなる」といった意見が出る一方で、「歩かなくなって健康に問題が出る」などの意見もあった。意見はテーブルごとに広げた紙にまとめられ、最後に参加者らは各テーブルを回って良いと思った意見にシールを貼るなどした。

自動運転で意見交換会 永平寺で国交省、経産省(中日新聞)

 

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