【提言・自動運転】勢いはここまで? 暗雲が漂い始めた自動運転の未来

CES 2019でラスベガスに滞在中、ストリップ大通りやメイン会場のラスベガス・コンベンションセンター周辺で何度も「目撃」することになったのは、真紅のアルミホイールが印象的なBMWである。ダッシュボードに輝くパープルのLyft(リフト)のイルミネーション、ボディサイドに大きく描かれたAPTIV(以下:アプティブ)のロゴ、シルバーに輝くキドニーグリルの組み合わせがその目印だ。そう、米ライドシェア大手のリフトは自動運転プラットフォームを協働開発する英アプティブ(GMからスピンアウトした旧デルファイ)と組み、昨年のCES2018で8台のBMW 5シリーズを使って自動運転タクシーの実証実験を行い、ショーの期間中、約500組の乗客を運ぶという実績を残した。その後、昨年5月からリフトのこの自動運転タクシーはラスベガスで正式プログラムに「昇格」し、リフト社のブログで公表されている調査結果によると、以来、CES2019の期間中までのべ約3万組の乗客を運び、満足度評価は5点満点中の4.95点、10人に9人がまた乗りたいと回答し、最高で14回も利用した乗客もいたという。

勢いはここまで? 暗雲が漂い始めた自動運転の未来 IoT時代、<自動運転の未来予想図>が変わる(IoT Today)

 

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