【新技術・自動運転】その自動運転トラックは、1km先まで見える“眼”を手に入れた

自律走行車に欠かせないセンサーで、レーザー光を用いるLiDARよりはるかに遠い1km先まで“見える”システムを、自動運転トラックのスタートアップが開発した。米国と中国に拠点を置くTuSimpleは、カメラを用いることで競合各社の3倍近い性能を確保したという。その実力のほどを試乗で試した。アリゾナ州ツーソンを目指して、州間高速道路10号線を南東に走っている。路肩では、オレンジのつなぎとヘルメットを着用した男たちが働いている。駐車されたトラックの後ろには、「囚人作業中」と書かれている。心のなかで好奇心や哀れみ、嫌悪などが渦巻く光景だが、ロボットは男たちの素性について何も記録しない。ロボットはただ、駐車されたトラックと、自身のコードに記されたルールについて考えている。路肩に何かを感知したら、隣の車線に移動するというルールだ。

その自動運転トラックは、1km先まで見える“眼”を手に入れた(WIRED)

 

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