２１日付のドイツ経済紙ハンデルスブラットは、独自動車大手のダイムラーとＢＭＷが、自動運転技術などでの提携を検討していると報じた。米ＩＴ大手グーグルなど異業種企業を巻き込んだ厳しい競争を勝ち抜くため、巨額な費用がかかる技術開発で協力し、早期の実用化を目指す。同紙によれば、ダイムラーのツェッチェ社長とＢＭＷのクリューガー社長は、運転支援や自動運転に関する特許を相互に開放することを検討。できる限り早期に多くの車に導入することで、両社の技術を欧米での業界標準にすることを狙う。電気自動車（ＥＶ）用バッテリーなどの共同購入も協議しているという。
ダイムラーとＢＭＷ、自動運転技術で提携検討＝独紙報道（JIJI.com）