【市場・未来】GMの米工場閉鎖は、クルマが売れなくなる未来を暗示している

ゼネラル・モーターズ(GM)が米国の3工場を閉鎖する。一部モデルの生産を終了し、当面の人気が期待できるSUVやピックアップトラックに注力するという。自律走行車をシェアして使う未来に向け、クルマの販売台数は減少していく可能性が高い。そうした未来に向け、GMはどう対処しようとしているのか。米国最大の自動車メーカーの予測によると、世の中のクルマの数は減少の一途をたどるようだ。だからこそ、ゼネラル・モーターズ(GM)は世界規模での戦略見直しを迫られている。GMは今回、3工場の操業を停止すると明らかにした。シボレーの「クルーズ」「ボルト」「インパラ」といったモデルのほか、ビュイックの「ラクロス」、キャデラックの「CT6」の生産をやめる方針で、具体的には、ミシガン州デトロイト、オハイオ州ヤングスタウン、カナダのオンタリオ州オシャワの3拠点を閉鎖する。また、正社員8,000人を含む1万4,000人の人員削減に踏み切るという。

GMの米工場閉鎖は、クルマが売れなくなる未来を暗示している(WIRED)

 

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