【話題・企業・自動運転】「トヨタと今まで以上に距離縮める」、デンソーら4社の新会社が担う役割とは

デンソーは2018年10月31日、東京都内で開いた決算説明会において、アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクトと立ち上げる新会社の戦略について言及した。自動運転の統合制御用ECU(電子制御ユニット)のソフトウェアを開発する新会社をデンソー、アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクトの共同出資で設立する。また、電動車の駆動モジュールを開発、販売する新会社もアイシン精機とデンソーで立ち上げる。新会社2社の設立は2019年3月の予定だ。デンソー 取締役社長の有馬浩二氏は、「部品メーカーが一緒になって何をできるか、どう貢献できるか、動き出した結果が2つの新会社だ。クルマは部品を組むだけでは完成しない。トヨタとは今まで以上に距離感を縮めなければいけない。ソフトウェアの領域は特にそうだ。ソフトウェアを実装するプロセスがないとクルマは動かない。ソフトウェアの実装は自動車メーカーではなくティア1が果たすべき役割だ。きちんと貢献できるようにしていきたい」と説明した。

「トヨタと今まで以上に距離縮める」、デンソーら4社の新会社が担う役割とは(MONOist)

 

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