【話題・新製品】栃木の2社、電動運搬車を5分で充電 豊洲市場に導入

栃木県の自動車関連企業2社が連携し、年内にも東京・豊洲市場(江東区)に運搬用の電動三輪車を複数台同時に5分程度で充電できる急速充電器を設置する。従来は1台のフル充電に約5時間を要していた。電動車の課題となっている充電時間を短縮して利便性を高め、将来的には電気自動車(EV)などへの応用にもつなげる考えだ。自動車開発のイケヤフォーミュラ(栃木県鹿沼市)の電動三輪スクーター(トライク)を、EV充電技術を開発しているエネルギー応用技術研究所(宇都宮市)のシステムで充電する。充電器は豊洲市場内で車両のメンテナンスなどを行う東泉車両(東京・江東)に設置する。イケヤフォーミュラの電動トライク「IF―T1」は今夏実用化し、地元の信用金庫などが導入している。車両前部の傾きでバランスを取るため貨物を載せる後部が安定し、四輪車と比べて小回りがきく。

栃木の2社、電動運搬車を5分で充電 豊洲市場に導入(日本経済新聞)

 

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