【話題・新技術】バイオ航空燃料開発、競争一段と ミドリムシや古着も

飛行機向けバイオジェット燃料の開発競争が熱を帯びてきた。ユーグレナが藻の一種、ミドリムシからジェット燃料を精製する実証プラントは2日に完成した。リサイクル事業の日本環境設計(東京・千代田)も日本航空と組み、古着由来の燃料を研究中。2021年から航空会社に対する二酸化炭素(CO2)排出量規制を控え、次世代燃料の開発が急務だ。「日本をバイオ燃料先進国にする」。ユーグレナの出雲充社長は横浜市で開いたプラントの竣工式で宣言した。新施設はミドリムシから搾った油と廃食油を混ぜ、バイオジェット燃料とバイオディーゼル燃料を作る。

バイオ航空燃料開発、競争一段と ミドリムシや古着も(日本経済新聞)

 

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