【自動運転・地方自治】愛知県、次世代自動車技術で名大と協定締結へ

愛知県と名古屋大学は自動運転を中心とする次世代自動車技術分野で協定を結ぶ。2日に開かれた愛知県議会の一般質問で、県幹部が答弁した。これまでも県が民間に委託する事業などで関係があったが、協定を通じ名大が県内市町村で実施する実証事業などに協力しやすい体制を整える。県は同日、民間などによる自動運転の実証事業で新たに2カ所の県有地を活用することも明らかにした。県幹部によると、愛・地球博記念公園(長久手市)で民間企業が自動運転の実証を計画している。民間企業の申し出を受け、県や自治体、企業などが参加する「あいち自動運転推進コンソーシアム」を通じて調整を進めている。具体的な企業名や時期は明らかにしていない。また、豊山町が民間に委託し、県営名古屋空港の敷地内で自動運転の活用を検討しているという。

愛知県、次世代自動車技術で名大と協定締結へ(日本経済新聞)