国土交通省は２５日、空港内の旅客輸送などを想定した自動運転車の実証実験について候補となった仙台、成田、羽田、中部の４空港全てで実施すると決めた。自動運転の技術開発を手掛ける企業など６グループが制限区域内でバスやワゴン車を走行させ、安全性や不具合が生じた場合の対処法を確認する。実験は１１月～来年２月ごろを中心に実施。旅客は輸送せず、代わりに企業関係者らが乗車することを検討する。安全のため運転手も同乗し、周囲の状況などを確認する。仙台空港では、豊田通商がターミナルビルと駐機場の間で自動運転バスを走らせる。
４空港で自動運転実験 国交省、旅客輸送を想定（産経ニュース）