【市場】次世代EV向け「車輪モーター」市場規模、30年に386億円

自動車のホイールに内蔵する電気モーターの市場規模が一気に拡大するとの予測を、調査会社の富士キメラ総研が20日までにまとめた。電気自動車(EV)の普及に伴い、各社が開発を進めると分析した。搭載した車は、車輪を別々に動かすことができるようになり、多くのドライバーが苦手とする縦列駐車が簡単になる。このモーターは「インホイールモーター」と呼ばれ、現在は研究、開発段階だ。エンジンなどがなくなり、ホイールに駆動装置を内蔵するので、室内空間を広げることもできる。富士キメラ総研は今後、参入メーカーが増え、製品の量産化や高機能化が進むと予想。2018年の市場規模はゼロだが、30年には386億円に達するとみる。モーターなどの軽量化が実用化への課題になりそうだ。

次世代EV向け「車輪モーター」市場規模、30年に386億円(産経BIZ)

 

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