【提言・話題】電動車は終わる、テスラ株非公開化の一因か 米燃費規制緩和の衝撃

——米政府が決められる燃費規制を緩和することに加えて、カリフォルニア州独自のZEV(Zero Emission)規制の撤廃を提案した。2021年モデル(2020年発売)の車両から適用する。ハイブリッド車(HEV)を中心とした電動車両は米国で普及せず、「死ぬ」だろう。電動車両の終わりの始まりだ。米国にとどまらず、世界で盛り上がる「EV(電気自動車)バブル」も弾けるかもしれない。衝撃的なのが、米運輸省(DOT)と環境保護庁(EPA)が試算するHEV(簡易式含む)の普及率の試算だ。オバマ前政権時に決めた燃費規制の強化を続けると2030年に56%に達するところ、今回の規制緩和で3%にとどまると見通した。事実上、政府が電動車両の普及を阻む法案を作った形である。

電動車は終わる、テスラ株非公開化の一因か 米燃費規制緩和の衝撃(日経XTECH)

 

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