【地方自治・自動運転】テーマは「自動運転技術」

国際自動車コンプレックス研究会(神野吾郎会長)は24日、豊橋市松葉町の市民センター「カリオンビル」で第51回研究交流会を開き、会員ら約40人が参加した。自動車の自動運転技術の動向と県の取り組みをテーマにした2つの講演を受講した。県産業労働部産業振興課の福田充雄課長補佐は、県における自動運転推進に向けた取り組みを取り上げた。2016年と17年に県内各地で行った実証実験の成果と課題、岡崎市で実施した実証実験の映像を、わかりやすく説明した。昨年、公道での実証実験が全線において成功したことで、システムの完成度が向上して社会的な期待が高まり、新たなサービスを提供するビジネスの可能性について言及。今後の県の施策も紹介した。名古屋大学の未来社会創造機構の二宮芳樹特任教授は、「自動運転の社会インパクトと実現の課題」と題して講演した。

テーマは「自動運転技術」(東日新聞)