【提言・自動運転】トヨタとソフトバンクが狙う完全自動運転時代の王座

自動運転技術を巡る競争激化を象徴するニュースが飛び込んできました。アップルで自動運転プロジェクトに関わっていた元社員が、アップルの技術データを不正に持ち出し、出国直前に逮捕されたというニュースです。この元社員、中国の自動運転のスタートアップ企業に転職することになっていたといいますから、FBIによる逮捕がもう少し遅れていたら、アップルの技術情報が中国企業に流出していたことは想像に難くありません。こうした違法な技術情報の奪取が企図されるほど、自動運転技術における競争は過熱化しているのです。そこでわれわれが気になるのは、「日本の企業は自動運転の世界をリードできるのか」ではないでしょうか。従来の自動車メーカーだけではなく、米テスラのような電気自動車(EV)に特化したニューカマーもいれば、グーグルやアップル、アマゾンなどのメガテック企業など異業種からの参入組もいるのが完全自動運転の世界です。

トヨタとソフトバンクが狙う完全自動運転時代の王座(JBPRESS)

 

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